さて、
ここは演奏者のためのページです。
私にはまだ学生ですがピアノとバイオリンをやっている娘がいます。
いつも近くでみていて腕や首、肩の張りが凄いなとつくづく感じます。
本人がもっと上手くなりたいと言う思いが強ければ強いほど身体にはその反動が出ています。
繊細かつ力強さを要求される演奏者には解剖知識があり細かなケアが出来る我々のような存在が必要であり、演奏者本人にも筋緊張や状態の変化などの自覚が必要だと思います。
普段練習に何時間も神経や筋肉を使い、コンクール前の追い込みになればさらに使い込みます。
疲労骨折、腱鞘炎、酷ければ疲労から頭痛、めまいなど肝心な本番で能力を発揮出来なくなることも考えなくてはなりません。
簡単な予防治療であればオイルを使った筋膜リリース、ほぐれづらくなってしまった過緊張の筋肉であればツボに鍼をしたり、さらにコンクールやコンサート前には少しでも能力を発揮できるよう置き鍼など、その人に合ったケア方法を早く見つけ出し本人が納得できる演奏が行えるように努めたいものです。
もし演奏のための鍼についてご質問等ございましたら電話でもメールでも受け付けてます。
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例えば
コンサートを前に弦を押さえる左手(特に小指)が曲の後半で疲れを感じると言うことで左腕にパイオネックス0.6(置き鍼)を2つ貼りました。
置き鍼は特別な力を引き出すわけではなく腕を使えばやっぱり疲れは感じます。しかしほんの5%~10%ほどいつもよりねばる事が出来るのです、例えば腕立て伏せ100回がやっとの人がパイオネックスを貼ると先ほどよりも少しだけ回数が増えるのです。これは何度も研究され実験をしてデータも出ています。
小さな違いですが限界ギリギリで勝負する人たちにはかなり有り難いものなのです。0.01秒でもタイムを縮めたい!1㎜でも前へ進みたい!少しでもいい音を!そんな人たちにお薦めです。ちなみに肩こりにも有効です。